部員事業所紹介 元工務店
部員プロフィール
部員名:高石覚
元(はじめ)工務店
会社のキャッチコピーは?
お店の「これだけは負けないNo.1」は?
元工務店で建てさせていただいた家は、どれも打合せから設計、施工、管理、アフターを自分一人で責任をもってさせていただいています。当たり前と思う方も多いかと思いますが、ハウスメーカー始め、ほとんどの住宅会社は、社長さん、営業さん、設計士さん、監督さんなど大勢の方が関わり、大工さんを始め、家を造っていく職人さんはすべて下請けになります。
元工務店では、社長、営業、設計、監督、大工を自分一人で行っています(もちろん自分でできないことはハウスメーカー同様、専門の業者(職人)さんにお願いしていますが)ので、コスト的にも違ってきますし、何より施主さんの声がダイレクトに施工につながっていきます。
また、家の骨組みになる構造材の組み方、木材の選定も大工である自分が責任を持って決めています。それは、大工さんが建てる家だからできることです。そのことも、当たり前と思う方もおられると思いますが、家を建てる大工さんと、大工さんが建てる家では全然意味が変わってきます。
私は個人経営で工務店を営んでいますが、あくまでも大工さんという職人が元になっていますので、そういう部分はすごく大事にしています。
会社の創業年
平成19年
社名の由来
自分の父親も稲元工務店という名で工務店をしています。
私は、父の事業を継ぐつもりで、高校卒業後、違う釜の飯を食べてこいということで修業に出ていました。その後、父親に付いて一緒に仕事をしましたが、自分の思う仕事がしたいと思い独立をしました。そこで、稲元の「元」を取って元工務店という事業所名にしました。
ちなみに元(もと)工務店ではなく 元(はじめ)工務店です。
余談ですが、独立して軌道に乗り始めたころに、どこかの営業さんから電話があり元(もと)工務店さんは 今何をされてるんですかと言われました(笑)
今後展開していこうとしている事業があれば教えてください。
現在、空き家の増加が社会問題になっています。その中にはもう倒れかけのただ古い家もあれば 放置しておくにはもったいない古民家も多くあります。そういう建物の古いけどいい部分を活かし、また機能性もUPさせ利活用していきたいと思っています。
また、家は車と一緒でメンテナンスが必要です。自分が携わったおうちはもちろん、地域、知り合いの方の家守として、どんな些細な事でも相談してもらえる工務店を目指していきます。
それと、事業ではないですが、職人不足が問題になっている中で、職人さんを育てる事、それも技術を持ったちゃんとした職人さんを育てていきたいと考えています。
Q&A
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- 得意な工事内容はありますか?
- 一言でいうと木造住宅です。鉄筋コンクリート造の家などは不得意です。
木造住宅でも 骨組みだけが木材で外装はサイディング貼、内装はクロス貼という家が現在主流で、元工務店としてもそういった仕様の住宅の施工事例も多くありますが、元工務店の本来大得意とする所は木材を多く使用し、骨組みの木材を表しにした木造住宅です。
- また、現在、構造材(骨組み)の加工はプレカットと言って専門の工場で加工してもらう事が主流で、基本機械のみでの加工ですが、以前大工さんがしていた事をほとんど機械でできてしまいます。
それが悪いことではなく、そのおかげでコストダウン、生産性の向上など利点もありますが、あくまでも簡単な加工、もしくは機械ができる範囲だけの加工ですので、その範囲を超えてしまう加工については金額が大幅にUPします。元工務店としては、その部分を自社工場で加工できるので、プレカットのいい所と自社工場で加工できる強みを生かして、こだわりのある木造住宅を造れます。
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- 好きな建物はありますか?
- 宇治平等院鳳凰堂です。
この建物は小学校の修学旅行で見学して以来好きです。
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元工務店の詳細
〒671-2515
兵庫県宍粟市山崎町五十波1064−28
TEL:0790-62-2223