第26回山崎納涼夏祭り
今年も暑い夏がやってきました
8/13に第26回山崎納涼夏祭りが開催されました
この祭りを盛り上げる為に結成される実行委員会。
栄えある実行委員会役員を宍粟市商工会青年部メンバーから
高橋利典さん(実行委員長)、衣川幸文さん(副実行委員長)
嵯峨山幸也さん(副実行委員長)、山口一仁さん(警備委員長)
横山寛さん(イベント委員長)、下田敦嗣さん(広報・協賛委員長)
の6名がそれぞれ務め、更に監事として坂井正直さん・深川徹朗さん
を加えた8名の布陣で臨みました。
山崎納涼夏祭りは、かなり規模が大きい為、
けっこう早い時期から動き始めます。
今年度は、2月頃には既に協議を始めていました。
事あるごとに会議を行い具体的な内容を詰め、様々な手続きを経ながら
本番に向けての準備を進めていきます。
8月に入れば事前準備で青年部も更に慌ただしくなります。
今年度については、8月11日に宍粟市が
兵庫県下でこの夏の最高気温を記録するなど、
猛烈な暑さの中での準備を強いられることになりました。
このようなことがありながら、いよいよ祭り当日の朝を迎えました。
夏祭り当日の午前7:30、実行委員会正副委員長と警備委員会メンバーが
みんなより先にせせらぎ公園へ集合。 毎年恒例、警備の備品集めをします。
配置作業に取り掛かりやすいようにこんな感じに揃えておきます。
そのうち8:30になり、他の担当委員会メンバーも
せせらぎ公園に集合しました。
高橋実行委員長や山口警備委員長などから準備についての
注意事項や報告事項の説明を聞きながら青年部のメンバー
各々が準備作業に向けて少しずつモチベーションを
上げていく大切な時間です。
↑個人の性格にもよりますが、自分自身で「よっしゃ!やったろか!」と
気合を入れて気持ちを高めていきます。
そして、成功祈願のご祈祷をしてもらった時に頂いたお神酒を皆に配って
各自で身を清めてもらい、気持ちも入って作業開始です!
朝から雲一つ無い晴天で非常に暑い中での過酷な作業となりました。
本当に意識して気を付けないと
いつ誰が熱中症になってもおかしくない状況。
今回の準備は、熱中症との戦いだったと思います。
↑夢公園準備班の作業の様子。
事前に決めておいた位置にテントを設置していきます。
暑くてたいへんですが、少し休めばこの笑顔です!
↑一息つけば、ほら、この通り☆ 作業の勢いが違います!!!
宍粟市の“よいこ”は、絶対にこんな真似しないでくださいね♪
そして、道路などへの規制看板やバリケードや
案内板の設置も一通り終わり夢公園会場内も
概ね必要な準備が完了しました。
↑本部テントの設置完了!
ここがこの祭りの中枢とうことで、身の引き締まる思いです。
↑イベントステージの設置もなんとなく完了!
今日はここでどんな楽しい事が行われるのか!?
↑恒例の盆踊りの櫓です。
盆踊りの保存会の方々が提灯などの飾り付けをしていましたよ。
↑夏祭り前に思わぬ方向で話題になり、
各地の祭りに影響が出た露天商の問題。
行政がしっかりと対応して見事100を超える店に出ていただきました。
これが有るのと無いのとでは、会場の賑やかさが違うんでしょうね。
↑山崎納涼夏祭りの『重要なポジション』である
エコステーションも設置完了。
ある意味、この祭りの根幹の一つであります。
興行的な祭りで『エコ』をテーマに挙げ、取り組んでいるのは、
恐らくこの祭りくらいでしょう!
↑“山崎納涼夏祭り”の幕も上がり、感慨深く見ているこの後姿。
この暑くて忙しい時間帯に一体誰なのか???
仕事なら「止まって見とらんと はよ動かんかい!」と
怒られるパターンですね。
このように準備がある程度整って、ようやく昼食の時間となります。
朝からギラギラと照り付ける太陽のおかげで、ちょっと疲れましたね。
涼しい処で束の間の休憩です。
昼食後、一旦自宅へ帰る者、
準備してある控室で休息を取るものと様々ですが、
1・2時間後には、本番の運営や警備に向けて
再び会場へ集合することになります。
みんなで交代しながら昼食や休憩を取ります。
そして休憩後の15:00。 再び会場へ集まります。
この時には、一宮・千種・波賀からも青年部メンバーが
応援に駆け付けてくれます。
↑警備に必要な無線の確認をします。
これが無いと大変なことになります。
「警備は儂に任しとかんかい!」という
力強い声が聞こえてきそうですね。
↑まだかまだかと逸る気持ちを抑えて時間を待つメンバー。
みんな自分が思っているよりソワソワしています。
夏でも秋でも祭りの前は、男ならこんな感じです。
刻々と開始時間が迫る中、いよいいよ青年部が動き出します!
高橋実行委員長が実行委員会発足の時から
言われていた“鼓舞”の挨拶の後、
みんなで円陣を組んで志気を高め、各持ち場へと向かいました。
あとはみんなの心ひとつ! 行動あるのみ!
今こそ 『想いをかたちに』 する時です
全力で支えています。
今回の夏祭りは、“宍粟の雑学○×クイズ” “福引大会”
“盆踊り” “花火打ち上げ”という流れで進んでいきます。
各自が持ち場の段取りを始め、
お客さんが来るのを今か今かと待つわけです。
この時、本部テントに温度計が持ち込まれました。
完全に放置していたのですが、しばらく経って表示を見て驚きました。
なんと、信じられない! 47℃でした
直射日光に当たっていたから出た数字だと思います。
陰に入れて30分待ちました。
それでも表示温度は41℃……ありえない。
そして更に30分待って見たら37℃。
これは、ありえないことではないなと安堵しましたが、
それでもこの気温は暑いですよね。
↑大会本部のテントです。
既に警備も始まり警備地点への無線連絡も行われています。
また会場内への案内放送も今回の夏祭りでは積極的に行いました。
↑イベント進行の直前打ち合わせをする横山イベント委員長と司会者2人。
楽しいイベントになるかどうかMCの役割って、本当に重要ですね。
↑イベント「○×クイズ」の受付テント。
あれ? 受付開始前なのに早くも受付に子供が来てくれた?
冷たい飲み物やネッククーラーを販売しました。
トラロープが思いの外、手強いんですよね。
準備を進めながら○×クイズの受付も順調に進み、
いよいよ夏祭り開始の時を迎えます。
司会2人の登場で会場も少しざわめき、
満を持して高橋実行委員長が開会の挨拶をされました。
↑司会の登場で盛り上がり始めたイベント会場。
小学生の子供達も○×クイズはまだかと待っています。
「司会者に前説を頼んでおこう」と言われていましたが、
頼むのをすっかり忘れていたらしく、
小学生の反応が鈍かったのが印象的でした。
高橋さん、大丈夫です! 青年部のメンバーがちゃんと聞いてますよ!
そして概ね打ち合わせ通りに○×クイズは進んでいきました。
はじめは、まぁこんなもんかと思うような展開でしたが、
途中から思わぬ展開となり、ごそっと減り、更に減り、
そして、あっさりと優勝者が決まってしまいました。
↑小学生の子供達による“知識”と“駆け引き”による
熱い戦いが繰り広げられました。
↑この熱く壮絶な戦いを見守る「親心満載」な某青年部メンバー。
見守るその瞳が温かいですね。
↑イベントスタッフとして活躍する前年度の実行委員長。
この時のこの顔、昨年度の事を考えておられたのか、
イベント終了の先、更にもっと先の事を考えながら
暑さと戦っておられたのか!?
見事この壮絶な戦いを制したのは、わざわざ明石から来てくれたという
可愛らしい女の子でございました
この「宍粟の雑学○×クイズ」の優勝者には、
なんと“花火スタートのボタンを押す権利”が
与えられることになっていました。
山崎納涼夏祭りの歴史上、初めてと言っていい試みです。
貴重な体験ですね。
↑クイズの優勝者は、この女の子です。
後日、記念写真なども送らせていただきました。
↑優勝者以外にも上位10名ほどが「宍粟をひろめ隊(だったかな?)」
に任命され 副賞をGETしました。
実は、このイベント開始の時間から福引券の受付が
同時に開始されたのですが熱い戦いを横で見ながら
長い行列が出来ていて驚きました。
福引の力って凄いんですね!
↑受付開始前なのに既にこの状態。
早く来てほしいけど、こんなに早く来てもらわなくてもいいんですよ。
長くなり、また短くなるとまた長くなり。
受付終了までの1時間半、
受付から人がいなくなることはありませんでした。
↑そんな和やかな中でも忘れてはならないのが、
警備に当たっているメンバーです。
警備地点の状況が刻々と変わり、
山口警備委員長と嵯峨山副実行委員長を中心に
迅速かつ的確な指示が飛び、
警備地点のメンバーが安全に配慮した対応に努めます。
祭り会場で一番緊張感が漂っている場所だと思います。
そして、18:00になりました。
受付の人がはけなかった為に開始時間を送らせて
いよいよ来場者が待ちに待った福引大会が始まりました。
大会会長の福元市長と実行委員会の三渡会長から
会場の空気を読んだ割と手短な挨拶の後、抽選がスタートしました。
今回の商品は、ディズニーランドの旅行券を筆頭に
誰もが欲しがる豪華賞品が目白押しでした。
みんなその事をよく知ってくださっていたようで、
すごい数の来場者がありました。
↑大会本部からの速報では、もう何千人というレベルは超していたそうで。
すごいですね。 迷子も落し物も多いはずです。
↑この会場におられる中から見事特賞を福元市長に引き当ててもらった
今年度の夏祭りで最も幸運な方は、この男性でした。
おめでとうございます。
↑福引が終われば少し落ち着いて盆踊りが始まります。
ここ播州山崎では『しゃんとこ』『夜川』『左衛門』が踊られています。
今年は、例年に比べても踊られる方が
多かったのではないかと聞きました。
盆踊りも賑やかに行われている間にも時は刻々と過ぎていき
いよいよ花火の打ち上げ時間が近づいてきました。
そうです! “花火スタートのボタンを押す権利”の発動の時です!
今年度の宍粟の雑学王となった女の子もステージで待機しています。
カウントダウンを始め、0の時にボタンを押して、
それから花火が上がるという段取りです。
ボタンを押すと同時にその脇を固める人たちが
巨大なクラッカーを鳴らして盛り上げます。
↑ボタンの押し方の指導を受ける女の子。
ダメダメ! まだ押さないでね☆
↑福元市長を中心に高橋実行委員長、
衣川副実行委員長、横山イベント委員長、
そして深川部長の5名がクラッカーを鳴らす準備に入ります。
さあ、いよいよその時がやってきました!
司会者のカウントダウンが始まりました!
…… 5 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 1 ・0
ポチっとな♪
クラッカーが大きさの割に音が無かったなと思いました。
この直後、ボタンを押して信号が花火に伝わり点火するまでの
ほんのわずかな時間を経て見事に花火が打ちあがり始めました!
すごいぞ! ボタンを押してから絶妙のタイミングでした
お見事ですよ!
↑ボタンを合図に今年も綺麗な花火が宍粟の夜空を彩ります。
一番の見せ所ですね。
↑花火の音と光に映し出され、益々盛り上がりを見せる盆踊りの輪。
盆踊り好きにはたまらんでしょうなぁー。
スタッフを除く会場内の人たちがこの花火を見ながら
思い思いの時間を過ごされます。
そのような光景に出合えるのも実行委員会として
花火を見上げる来場者の姿を感慨深げに見ています。
この花火が上がるまでに色んな事がありましたからねぇ。
そしてこんな素晴らしい花火も終わり、フィナーレを迎えます。
そうです。 どんなに楽しくても祭りは終わるのです。
これは仕方ない事ですが、終わりがあるからまたやりたいなと思うわけで
そんなことの繰り返しで山崎納涼夏祭りは続いております。
ある意味、中毒症状みたいなもんですね。
↑一宮・千種・波賀からの応援部隊のみなさん。
今年も無事に祭りのフィナーレを飾れました。 ありがとうございました。
↑深川部長と高橋実行委員長からもお礼の挨拶がありました。
宍粟市商工会青年部には、はが祭りが残っています!
みんなで力を合わせて成功させましょう!
各警備地点への指示や対応、落とし物の処理や会場アナウンスなど
もしかしたら終わった直後からが一番大変なのかもしれませんね。
来場者を送り出してからも私たちの仕事は続きます。
町内に配置した案内看板やバリケードなどを
その日の内に夢公園に全て集めます。
翌日の早朝に一気に片付けてしまう為です。
ダラダラやっていたらキリがありません。
周辺も暗いので、ここは迅速かつ安全に行います。
始めるのがだいたい22時くらいからですかね。
夏祭り運営は結構過酷です。
↑色んな備品が片付けられていく中、
どうしても片付けられないのが警備本部です。
テントがなくても机・椅子・無線機だけ残して、
まだ場を離れられない地点の
警備担当者と交信を続けます。
この日は天気も良かったので、片付け作業は順調に進み、
23時頃には備品の引き上げが完了していたと思います。
(この辺の記憶が曖昧です)
実行委員会の各役員からのお礼の挨拶がありました。
疲れた顔をしているかと思えば、非常に晴れやかな表情でした。
そしてこの後、恒例となりました実行委員会役員を
胴上げする会が始まりました。
今回は、スペシャルバージョンで廣居君も胴上げされることになります。
またここで心苦しいお知らせというか事実が発覚することになります。
おそらく実行委員会役員の胴上げ。
今年は、総重量が歴代1位では!? ということが騒がれました
よく見ると……なんかそんな感じしますよね
そして疲れたメンバーに追い打ちをかけるような胴上げが始まります。
初っ端から持ち上げた部員のみなさんから「う゛っ……」
という声が聞こえてちょっと気を遣いましたね。
実行委員会の総重量が過去最大か?というだけで、
彼は決して迷惑をかけていませんよ。
迷惑だったのは約3名くらいでしょうか…。
そして翌日も午前7:30に夢公園に集合して前夜に集めた備品を
元のところへ戻しにいくのでした。
そして昼前には、作業終了。 これで夏祭りの会場撤営が完了です。
メンバーのみなさん、お疲れさんでした。
今年度は、本当に天気が良くて、雨の心配を全くしなくて済んだ!
これに尽きると思います。
雨が降ると準備から余計な労力を使うだけでなく、
テンションも下がるし、そうなると全体の志気の低下にも繋がり、
更には事故に繋がっていく可能性もあるのです。
そして何よりも良い状態で綺麗な花火が見られないということになり
結果として市民のみなさんが残念がる……
実行委員会としてはコレが一番辛い。
しかし、そういう心配が一切無いとなれば、各メンバーの心ひとつ。
役割を果たすということに集中すればいいだけです。
危険行為も無く譲り合いながらイベントに参加したり
花火を見てくださった一般の方々。
この夏祭り運営を理解してくださり協賛してくださった企業の皆さん。
会場の盛り上げに一役も二役も買ってくれた
盆踊りの保存会や露天商の皆さん。
夏祭りの安全を守るために力を貸していただいた
地元消防団や市役所、警察など官公の皆さん。
そして準備に運営にと多大なる協力をしていただいた青年部の皆さん。
こんなにも多くの方々の協力を得て、
今年度の夏祭りを盛大にそして無事に終えることが出来ました。
本当にありがとうございました。
また来年もみんなでこの「山崎納涼夏祭り」が盛大に開催できますよう
ご協力をよろしくお願いします
みなさん! 本当にありがとうございました!!!
以上、第26回山崎納涼夏祭り実行委員会でした
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高橋です。 投稿 ありがとうございます。 記事遅くなっていた分、投稿ありがとうございます。 皆さん、暑い夏、ご協力いただきまして、大変ありがとうございました。